国民病と言われるようになった「がん」
いまや、「夫婦のどちらかが、がんになる」という時代です。
日本人の死亡原因は、1981年に脳血管疾患を抜いて以来30年間、がんが1位の座にあり続けています。その割合は、じつに日本人の死亡原因の3割を占めるほどです。
日本は世界有数の長寿大国になりましたが、同時に、「世界一のがん大国になった」のです。
実は、欧米では約20年前から、「がんを患う人」「がんで死亡する人」が減少に転じています。
先進国のなかでは唯一、日本だけが「がんを患う人」「がんで死亡する人」が増え続けているのです。
なぜ、日本だけ、「がん人口」が増え続けているのでしょうか?
食生活の欧米化も原因?
1977年にアメリカで発表されたマクガバン・レポートをご存じですか?
1.肉食中心の食生活
2.野菜摂取減少によるビタミン、ミネラル不足
3.病気と栄養の問題を医学界が黙殺してきたこと
これらが、がん、心臓病、糖尿病の増加の要因と指摘しています。
そして
「動物性食品を減らし、未精製の穀物、野菜、果物を多く摂る食事」を提唱しています。
その後、アメリカ政府は健康のための数値目標を設定し、1990年に米国国立がん研究所が「デザイナーフードプロジェクト」を打ち出しました。この国家プロジェクトを実行に移し、着実な成果を得ています。食事指導を徹底することにより、がんは減り続けているのです。
日本も以前はこういった食生活を行ってきたわけです。
欧米化された食生活を見直し、「動物性食品を減らし、未精製の穀物、野菜、果物を多く摂る食事」に立ち返る事ががんをはじめとした「生活習慣病」の予防につながるのです。
毎日5000個のがん細胞が作られる
がんとは、簡単に言えば、「細胞の遺伝子が傷ついて起こる病気」です。
じつは、私たちの体のなかでは、毎日、数千個単位で「がん細胞」が生まれます。
いわゆる「がんの芽」です。
ただ、「がんの芽」が生まれても、すぐに発病するわけではありません。
私たちの体には、「がんの芽」を抑える免疫監視システムが備わっているからです。
免疫細胞が、毎日生まれるがん細胞を、小さな芽のうちにつぶしてくれているのです。
ただ、がんの芽の量があまりにも膨大で、そこに免疫力の低下などの要因が重なると、免疫システムがうまく働かず、がんの芽を取り逃すことになります。これが、がんに成長していくのです。
体は60兆個もの細胞からできています。
そして毎日、数千億単位の細胞が寿命を終え、代わりに同じ種類の新しい細胞が誕生します。
これが「新陳代謝」です。
このとき、発がん物質で傷つけられたり、突然変異を起こしたりした細胞の遺伝子(DNA)が生まれることがあります。また、正常でない細胞ができる場合があります。
これらが、「がんの芽」となるのです。
「手術・放射線・抗がん剤」という三大療法だけでは、がんは治しきれない
がんの標準治療はご存知のように三大療法といわれる「手術」「放射線」「抗がん剤」です。
この三大療法は体内にあるがんを消滅させる治療法ですが、これは体に少なからずダメージを及ぼします。
私事で恐縮ですが、私も20年前に母親をがんで亡くしました。病名は「肝臓がん」
治療は、当然手術による腫瘍の摘出です。胃全摘、脾臓全摘、肝臓の部分切除でした。
当時の私は、「三大療法以外の治療法」の知識を持ち合わせていませんでした。
さて母親はというと、これだけの拡大手術ですから、体力も落ち疲れやすくなってしまいました。
2年ほどで再発し入院、最終的に放射線治療のダメージが大きく、他界しました。
20年前と今では治療法も多少進歩したはずですから、こんなにあっという間というのは無かったと思いますが、三大療法だけに頼っては片手落ちだということです。
そのことに気付いたそれからの私は、「栄養療法」「漢方療法」「免疫活性療法」、ストレスが免疫に影響を及ぼす仕組み(精神神経免疫学)などを学んできました。
私たちは誰でも、体内にがん細胞の芽をもっているだけではなく、体自身がその芽ががんに育つプロセスを妨げるようにつくられています。
それを利用するかしないかはあなた次第です。
そして、それを引き出すのが
・がんに効く食生活、
・がんに効く心の持ちかた、
・がんに効くライフスタイル
です。
このことをお伝えするのが私の使命です。
これをご覧になっているあなたに、そのことをご理解していただき、ご一緒に頑張りましょう!!
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がん対策・・・9つのポイント